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A06班: 冥王代生命学の創成公募班

酸化還元反応と共役する冥王代ヌクレオチド生成反応
(清尾 康志・東京工業大学)

 本研究ではRNAワールド誕生の鍵となるリボヌクレオシドの生成に着目し、原始地球における核酸塩基とリボースの結合反応について有機化学的な研究を行う。具体的には原始地球に存在した還元的な環境(還元的リアクター)と酸化的な環境(酸化的リアクター)が混ざり合う時に起きる酸化還元反応と共役して構成成分であるリボースと核酸塩基が結合し、ヌクレオシドが生成した可能性を検証する。特に原始地球にシュライバサイトや亜リン酸など酸化数の低いリン化合物が存在したという知見や、有機化学で水酸基の活性化法として有名な光延反応の反応機構をヒントに、酸化数の低いリン化合物などの酸化が核酸塩基とリボースの結合に共役する反応について検討を行い、原始地球環境も考慮しながら、冥王代におけるヌクレオシド誕生の機構に迫る。

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